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2009年2月 5日

たっくん 授乳

少し寝てから入院の手続きやお見舞いのために動き出す。

最初に2009/02/05の新聞を買いにいった。
読売と日経。
生まれた日の記念にするためにだって。
しばらくするとメールが入る。
報知と朝日と神奈川新聞を買ったらしい。
うまい具合にかぶらずに買ってる。
結局、5紙も買ってしまった。
この辺が親バカなんだろうか?

今日はおっぱいを飲んでくれたらしい。
授乳というのは、あげる側も飲む側も本能レベルで自然にできるものだと思っていたが、どうもそうではないらしい。
生まれたばかりの頃は、母親側が母乳がちゃんと出ないことがあり、下手すると3~4日くらい母乳を飲むのが遅れることもあるらしい。
また、赤ちゃんがちゃんと飲めるような状態にするためにマッサージをするなどけっこう手間をかけて準備しないといけない。
赤ちゃんの方は、口を開けたタイミングを見計らって口いっぱいに入れてやらないとうまく飲めないらしい。
母子共に少しずつ慣れていってようやく授乳がうまくできるようになる。

動物は生まれた直後でもかなりたくましく見えるけど、それに比べると人の弱さがよくわかる。
いろいろ手をかけて育てていくんだね。

たっくん 誕生

0:39、泣き声が聞こえた。
無事に生まれたようだ。
立ち会い出産ではないので状況が見て取れないが、雰囲気からすると特に問題はないようだ。

少し力が抜けた。
カメラを準備しながら、こいつだと室内で撮るの厳しいんだよな、ブレずに撮れるかな?なんて考える余裕も少し出てきた。

生まれた後のいろいろな処置が終わり、会うことができるようになった。
ここではカンガルーケアをしているので、赤ちゃんは母親に抱っこされていた。
さっきは泣いていたのに、今は寝ている。
すごく小さくて、頼りなげで壊れそう。
予定日より3週間以上早いので、少し小さめ。
新生児はサルみたいとよく聞くけど、意外に人の顔形をしていた。
髪の毛は思ったより生えていた。
手の指が長い、足が大きいね、目は誰似だね、とかみんな勝手なことを言い始める。

候補はいくつかあったが、予定より早かったため名前はまだない。

母親の方はといえば、疲れ切っていて少し呆けた感じだった。
後で聞くと、生んだとき泣くと思っていたが、すごく大変でそれどころじゃなかったとのこと。
いくら言葉を尽くして説明されたとしても、自分には出産の大変さは実感できないんだろうなあ。

この日は出産ラッシュのようで、通常、出産後2時間は分娩台の上で休むのだが、1時間くらいしたところで陣痛室に移され、そこで休むことになった。
母親の体の検査の間、赤ちゃんも別室で検査を受けた。
赤ちゃんが戻ってきたときに抱かせてもらったが、実は父親という実感がまだあまりない。
なんか壊れ物を預かった感じで落ち着かない。

このあと母子共にしばらく入院となるが、付き添いの人は面会時間ではないので帰ることに。
家に戻ったのは午前4時すぎ。
長い1日だった。

たっくん 出産

分娩室に入ってから少しして、義父母が到着。
助産師さんたちが入れ替わり立ち替わり動く。
最初担当していた人に、別の助産師が変わろうか?とか言っているが、状況がわからないだけにそういう細かな言動に心配になる。
待っている者は心配することしかできないのでかなりつらい。
実際に出産に臨む人はもっとつらいんだろうけど。

しばらくすると、そろそろお産になります、と声が聞こえた。