- 2007.06.07 Thu 15:06
- | Categories: モバイル
- | Tags: W-ZERO3, WindowsMobile
予定通りW-ZERO3[es]の後継機が発表された。
内容はほぼ予想の範囲内のもの。まさに正常進化といった感じ。
リンクはとりあえずシャープのページで。
主なスペックは、
OS:Microsoft Windows Mobile 6 Classic 日本語版
CPU:Marvell PXA270 プロセッサ 520MHz
表示:ワイドVGA(800×480ドット) 3型 65,536色/モバイルASV液晶(タッチパネル/バックライト付)
メモリー:フラッシュメモリー 256MB/SDRAM 128MB(ワークエリア)
通信機能:PHS(W-OAM対応W-SIM)、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g準拠)、赤外線通信(IrDA1.2方式/IrMC 1.1方式/IrSS 対応)
カードスロット:microSDカードスロット×1、W-SIMスロット×1
接続端子:USBポート(miniABコネクター)、イヤホンマイク端子(平型)、赤外線通信ポート
電源:リチウムイオン充電池(EA-BL15)、ACアダプター(EA-83)
連続通話時間:約7時間
連続待受時間:約500時間(電波状態ランプ消灯時)、約300時間(電波状態ランプ点灯時)
カメラ有効画素数:約131万画素
日本語入力システム:Microsoft IME、ATOK
外形寸法:(幅)約50×(高さ)約135×(厚さ)約17.9mm(本体閉時、最薄部)
質量:約157g(充電池含む)
W-ZERO3[es]に比べて良くなった点は、
- 本体メモリ、ワークメモリ倍増
- サイズが小さくなり、少し軽くなった
- ディスプレイが大きくなった
- カーソルキーにジョグ機能がついた
- 無線LANが追加になった
- 赤外線通信がついた
残念な点は、
- CPUがPXA300系ではなくPXA270のまま
- MicroSDになった
- カメラはせめて200万画素くらい欲しかった
- Bluetoothがない
- 相変わらずUSB充電に対応していない
- フルキーボード側に数字がなくなった
実機を見て確認すべき点は、
- テンキーが本体下ギリギリまであるので押しやすいか?
- WindowsMobile6は一部で評判のように軽いのか?
- ATOKのチューニング
- 連絡先の件数が1,000件に制限されたのは?
- 電話、ライトメール、W-ZERO3メール等シャープ製アプリのでき
- ソフトキーはどこに行ったんだ?
不満と言ってもそんなに大きな不満ではないし、運用でなんとかできそうなものもある。新機種が出てきてくれたことを素直に喜びたい。
一番の心配は、WM6化や仕様変更により今まで使っていたユーティリティが使えなくなること。
作者さんたちが新esに乗り換えて開発を継続してくれればいいけど・・・