Information

 

Home > Archives > 2010年4月 3日

2010年4月 3日

F1100 ひかり電話の子機として使ってみる

久々のF1100関連のエントリー。

2chのF1100のスレでF1100をひかり電話の子機として使っている人の発言がありました。
引っ越し後はフレッツ光でひかり電話を使用しているので、うちでもできるか試してみました。

結果としては、F1100をひかり電話の子機として使えました。
以下、設定を簡単に書いておきます。
(F1100での無線LANの設定(SIP関連は除く)が正常にできていることを前提にしています。)
※参考にしたサイト
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/mobile_catchup/45055.html

環境

  • フレッツ光+ひかり電話
  • RV-S340NE(ひかり電話対応ルーター、SIPサーバ機能あり)
  • AirMac Express(ブリッジモードで使用)
  • F1100(FOMA SIMなし、無線LANのみでの運用)

まずは、RV-S340NEの設定です。
F1100で設定 -> 接続 -> WLAN環境設定 -> 設定参照/変更 -> 情報表示 -> MACアドレス を確認し、メモっておきます。
ブラウザでRV-S340NEの設定画面にログインし、電話設定 -> 内線設定 と進みます。
内線番号の3~7のうち好きなところにF1100用の設定をします。(今回は内線番号3とします。)
端末属性を「音声専用端末」にし、MACアドレスに上記で確認したものを入力します。
ユーザIDとパスワードはメモっておきます。
終わったら設定を保存し、内線番号エントリの画面にしておきます。

次に、F1100の設定です。
設定 -> 接続 -> WLAN環境設定 -> 設定参照/変更 -> 共通設定 -> Scan Type設定 を「Active」 にします。

設定 -> 接続 -> WLAN環境設定 -> 設定参照/変更 -> プロファイル設定 -> RV-S340NEに接続するプロファイル -> WLAN設定に入ります。
QoS設定は、「QoS利用」のチェックをつけます。
パワーセーブ設定は、「パワーセーブ利用」のチェックをはずします。

設定 -> 接続 -> WLAN環境設定 -> 設定参照/変更 -> プロファイル設定 -> RV-S340NEに接続するプロファイル -> SIP環境設定に入ります。
SIPサーバ設定では、移動機SIPアドレスを「3@192.168.xxx.xxx」(3はRV-S340NEでF1100を登録した内線番号、192.168.xxx.xxxはRV-S340NEのIPアドレス)とします。また、SIPサーバIPアドレスを「192.168.xxx.xxx」(RV-S340NEのIPアドレス)とします。他はデフォルトのままいじっていません。
SIPシーケンス設定は、「基本SIP固定」にします。
ユーザ認証設定は、先ほどRV-S340NEの内線設定のところでメモッたユーザIDとパスワードを入力します。

以上の設定ができたら、設定を保存します。(完了を押していくと、設定が反映されます。)
問題なく無線LANの接続ができたら、無線LANのアンテナ表示のところにSIPの文字が出ているはずです。
また、RV-S340NEの内線番号エントリの画面では、F1100のところが「登録済み」になっているはずです。(最新状態に更新をしてください。)

設定が正常にできたら、F1100をひかり電話の子機として使ってみます。
基本的にF1100をFOMAとして使ったときとまったく同じ操作感で使えます。
もちろん連絡先はF1100のものを使えますから、改めてアドレス帳をどこかから引っ張ってくる必要はまったくありません。
電話がかかってきたときも連絡先に登録された人の名前が表示されます。
通話音質はFOMAのものとは比べ物にならないほどすばらしくきれいです。

うちのアナログ電話機はまともなアドレス帳を備えていませんし、操作性もいまいちだったので、これはありがたい情報でした。
無駄になりかけていたF1100の第二の人生も決まり、少しだけ気分が良いです。

※現在、F1100はSIMなし運用なので、FOMAとの通話の使い分けをどうやるか等FOMA、ひかり電話を併用する場合の取り扱いに関しては不明です。