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2010年2月 8日

SC-01B 内覧会行ってきた

i780の後継になり得るかちょっと確かめてきました。
(なので基本的にi780比の感想です。)

まずは端末について。
SAMSUNGロゴがありませんし、安っぽくもないので安心です。
端末はそれほど大きくなく、130gなので比較的軽いと思います。
ただ、大きさと重さのバランスで相対的に重く感じるかもしれません。
ナビゲーションキーはi780のヌルヌルではなくて普通のものです。
qwertyのキーはi780のとは違い、BlackBerryを意識したような形状です。
キーに隙間はありませんが、あまり打ち間違いもないですし押しやすいです。
タッチパネルはそこそこ良い反応です。
たまにうまく反応しないことがありましたが、処理が引っかかっているためか、タッチパネルのせいかは不明です。少なくともi780の鈍さとは比較にならないくらいは良いです。
日本向けの端末だけあってストラップもつけられます。
伸縮式のスタイラスがついたストラップが付属します。
microSDは裏ブタを開けての出し入れなので、ちょっと面倒です。(バッテリーを外す必要はありません。)
3G通信時のBluetooth、WiFi、USBの制限は相変わらずです。
T-01Aのようなワイヤレスマネージャによる制限かBiz・ホーダイアプリによる制限かは確かめられませんでした。
カメラの起動はなかなか速く、使いやすそうです。
画質も良くなっているので、ブログやTwitterに使うにはもってこいでしょう。
Bluetoothの対応プロファイルは、・・・サムスンの人があまりに早口で言ったので聞き取れませんでした。
ただ、長ったらしく言っていたのと、FTPが入っていたので充実したものと思われます。

次に基本スペックの比較を。

  SC-01B i780
外形寸法
(H×W×D)
約116×60×12.7mm 約115.9×61.3×12.9mm
質量 約130g 約120g
バッテリー容量 1,650mAh 1,000mAh
連続待受時間 静止時:約500時間 不明
連続通話時間 音声通話:約350分 不明
ディスプレイ 約2.6インチTFT液晶
320×320ドット
約2.55インチTFT液晶
320×320ドット
カメラ 約310万画素AF付き 約200万画素

今までのスマートフォンは待ち受けが250時間前後とか短めのが多かったのですが、今回は大容量バッテリー搭載で500時間確保しています。
i780のように省電力に気を使って設計してくれていれば、Exchangeのプッシュメールを使ってもかなりもちそうな予感です。
ここまで見て、なかなか良さそうな機種である感触を得ました。

最後にソフト的な面を。
全体的にキビキビ動きます。一部残念なところもあります。
キーは打ちやすいのですが、日本語入力に気持ち引っかかりがあります。
わずかなのですが、妙に気になります。
変換の賢さは長文を入力していないので未確認です。
スクロールは、タッチのときはスルスルと気分が良いですが、ナビゲーションキーでやると引っかかります。
File Explorerでカーソルを移動させるとき、カーソル移動後にタッチしやすいように行間を広げる処理が入ります。
このせいでカクッ、カクッとするんですね。
これはSC-01BのせいというよりWM6.5のせいなんでしょうけど。
文字表示はうんこレベルの低品質です。
フォント入れ替え、クリアタイプオンは必須です。
人によってはリアル化も必要でしょう。
Samsung Widgetは面白そうです。
いろんなWidgetが手に入るなら標準Todayを使わない方向もありそうですが、将来性は未知数です。
iモード.netモバイルアプリにも対応します。(出荷時にはプリインストールされず、後日ダウンロードの対応になります。)
T-01Aのように2回線前提なのか、1回線のみでいけるのかは確かめられませんでした。

お財布が厳しいのですぐに買えませんが、安くなったら手に入れたいですね。
BlackBerryともろかぶりなのでどっちにするかで悩みそうですが・・・

インプレは以上のような感じです。

このようなイベントがユーザーサイド主導でキャリア、端末メーカー、OSメーカーの協賛を得て開催されるのはファンにとってはうれしいことです。
今後もこのようなイベントが続くと良いですね。

(追記)
大事なことを書き忘れました。
内覧会にあった端末は発売前の評価機です。
念のため。