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2009年3月31日

ケータイ端末のこと

使用済み携帯電話のリサイクル拡大に向け、総務省が携帯電話事業者などに対し、端末提供者に現金の代わりに利用できるポイントの付与や、新端末購入時の割引など特典を提供するよう求めていることが29日、明らかになった。


携帯電話端末は世界的に需給が逼迫(ひっぱく)する貴金属や希少金属(レアメタル)を多く含むだけに、「都市鉱山」とも呼ばれ、リサイクルの重要性が高まっている。


しかし、消費者が携帯各社の専門ショップで使用済み携帯端末をリサイクル用に提供しても対価はなく、回収台数は年々減少しているのが実情だ。


このため、総務省はリサイクル率向上には、携帯事業者による具体的な奨励策が必要と判断した。

携帯回収、顧客にボーナス 総務省要請「都市鉱山」確保図る - ITmedia News

にも関連ニュースがありましたが、相変わらず回収率は上がってないんですね。
最近はエコと称して実質値上げのサービスがあったり、リサイクルと言って集めたものを実際にはリサイクルしていなかったりとうさん臭さ満点のものが多いです。
そんな中でケータイはレアメタルがあって価値があるからリサイクルしましょうと言われたって、それで誰が得をするの?と聞きたくなります。
最近の端末価格の高さから言っても消費者がそのような施策についていくとは思えませんでした。

今まで声高に端末のリサイクルを叫んでいた人は、本当にそのやり方でうまくいくと思っていたのでしょうか?
やってみてただで集まればしめしめ、くらいの腹づもりだったのでしょうか?
それとも、こんなやり方じゃ誰もついてこないってことに全く気がついていなかったのでしょうか?
全くもって不思議です。

端末のリサイクルに関しては、今後リサイクルという言葉は使わずに「下取り」という制度で新しい端末の値引きにした方が何のためにやるのかわかってすっきりすると思います。


中古で購入したソフトバンクモバイル(SBM)の携帯電話端末が突然、通話不能になる事例が相次いでいる。ローンの支払いが滞っている端末などでの通話を規制する措置を同社が取っているためだが、中古端末を購入する利用者には区別はつかず困惑が広がっている。大阪市内の中古端末販売業者は通話規制によって所有権が侵害され端末の価値が損なわれたとして、近くSBMを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こす。


問題となっているのは、SBMの第3世代携帯(3G)。SBMによると、ローン契約で「頭金0円」で購入されながら、その後、代金や通話料の支払いが滞っている端末のほか、代理店から盗まれた端末などを対象に、通話を規制する措置を取っている。


(中略)


NTTドコモも同様の規制を行っているが、現在の使用者が中古ショップなどから正規に購入したことを証明する書面を提出すれば、規制を解除している。一方、auは端末の変更にはSIMカードの入れ替えだけでなく、代理店での登録が必要なため、こうした事例は報告されていないという。

ソフトバンクの中古携帯、通話規制に利用者困惑 前の持ち主の料金滞納などで - ITmedia News

審査よりも契約件数優先で犯罪に利用されまくりのソフトバンク。
評判が悪くなってしまったので、対策しないとまずいですよね。

本業よりも端末販売の方に力が入ってしまっているソフトバンク。
怪しげな端末はことごとく使えなくして、新しいものを買ってもらわないと困りますよね。