- 2008.06.05 Thu 12:41
- | Categories: モバイル
- | Tags: Treo750, WindowsMobile
とりあえず使える状態にするために日本語化をやった。
この間買ったTreo750は最初からWM6Proだったので、先達が残してくれたWM5での方法を参考に一部修正した。
特に問題なく日本語化できたのも、苦労して方法を確立してくれた人たちのおかげ。
本当にありがとうございます。
処理内容は、
(ファイル名は修正しているのでDLしたままのものではない)
- SdkCerts_w-Security_OFF.cab
- CABインストール。
セキュリティ関係の警告がうるさいので。
- LetsJapanNo6 for Treo.cab
- CABインストール。
wince.nlsの日本語対応バージョン、フォント(msgothic.ac3)のインストール。
NLS、フォントやキーボード関連のレジストリのセット。
ReloadNLS.exeは不要のようだ。
- PocketTweak.427.arm.CAB
- CABインストール。
いろいろ設定できるけど、とりあえずはデフォルトのSIPをKeyboardにするために使用。
- MultiKeyHook.cpl
- \Windows へコピー。
- PQzII.exe
- CABを分解して、好きなフォルダへコピー
いろいろ設定できるけど、とりあえずはIMEをオンにするために使用。
IMEタブでIMEのところを0xC7(サイドキー)に割り当て。
MultiKeyHook経由で立ち上げる。
- SIPz.exe
- 好きなフォルダへコピー
\Windows\StartUp にショートカット作成
SIPが切り替わらなくなるのを防いでくれるらしい。
TreoだとQWERTYキーボードがあるから不要かな?
- GSFinder-W03.exe
- CABを分解して、UnLha.dll、UnZip.dllと一緒に好きなフォルダへコピー。
\Windows\Start Menu\Programs にショートカット作成
- TRE.exe
- 好きなフォルダへコピー
- Reset.exe
- 好きなフォルダへコピー
ここでいったんリセット。
どれか忘れたけど、入れると勝手にリセットがかかるので、それは最後にした方が良い。
日本語が表示されていればOK。
次に日本語入力のためにATOKのインストールをする。
- ATOKPocket.ppc.arm.CAB
- CABインストール。
インストール後リセットせよと言ってくるが無視して次の処理へ。
- ATOKPSIP.DLLの置き換え
- ATOKのSIPがデフォルトになっていると、リセットしたときにTreoが立ち上がらなくなるようだ。これはATOKのSIPに署名がないからなので、署名付きのやつに置き換えるといいようだ。
DefaultSIP for Hermes.cabを分解し、署名済みのATOKPSIP.DLLを取り出す。
\Windows へ上書きコピーする。
- デフォルトSIPを変更
- ATOKをインストールしたらデフォルトSIPが変更されているので、PocketTweakでKeyboardにしておく。
署名済みのATOKPSIP.DLLを入れたら不要だと思うけど心配なので念のため。
ここで再度リセット。
スタートアップ時にSIPzが「SIP ERROR {...} CHANGE FAILED」みたいなことを言ってくるけど、これは署名済みのATOKPSIP.DLLに入れ替えたためかもしれない。
一応無視しても問題なさそうだけど、今のところSIPの切り替えはしなさそうなのでスタートアップからはずした。
無事Treoが立ち上がったら、メモ帳か何かで日本語入力を試してみる。
IMEをオンにするのは、PQzIIで割り当てたサイドキーで。
調べてみると、人によって日本語化の方法に多少の違いがあるので、自己責任であれこれ試してみないといけないんだろう。
とりあえず、自分はこの方法で動いている。
署名済みATOKPSIP.DLLが問題を起こさないか確かめるため、ATOKのSIPに切り替えてから再起動してみたが、無事立ち上がった。
あと、日本語化と関係ないけど、TRE.exeを使って[\HKLM\Security\Policies\Policies]の"00001001"を1にしておかないとActiveSync経由の操作に制限が出る。
Treoの画面はせまいので、MobileRegistryEditorなどで作業したいよね。