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2008年4月12日

F1100 PocketMappleのインストール

PPC2SPLIBの導入が終わったら、次はPocketMappleをインストールする。
WM5版はexeファイルがセキュリティ関係で実行できないようなので、PocketPC2003SE版(Pmd8_arm.cab)を使用する。
Cabファイルを分解してPocketMappleD8.exeとPMDSYNC.dllを取り出し、\Program Files\PocketMappleなど好きなところに置く。
PocketMappleD8.exeについてはRewriteLibName.exeでリンクしているDLLのうちaygshell.dll、coredll.dllをそれぞれaygshelm.dll、coredlm.dllに変更しておく。

地図データの保存場所をSDカードにする場合は、
地図は、\Storage Card\My Documents\Shobunsha\Map 以下にLevelG、LevelI、LevelL、LevelM、LevelR、LevelSフォルダを配置する。
住所や駅名検索のデータは、\Storage Card\My Documents\Shobunsha\Database以下にPMD_ADDRESS.CABとPMD_STATION.CABの中身を分解したものを放り込む。

これでPocketMappleが使えるようになるが、タップ前提のアプリなのでFakeCursorSPも用意しておかないとまともに操作できない。
今日出かけたときにGPSを使用してみたが、問題なく動作した。
PocketMappleでGPS使用中にメールが来た場合、Bizホーダイするか?といつもの質問が来るので「はい」と答えメール受信し、その後Bizホーダイを切ればGPSが使える状態に戻る。
面倒ではあるが、Googleマップよりは幾分ましというところ。
ただ、マップの描画がGoogleマップに比べてしょぼく、QVGAの狭さと相まって悲しくなった。

F1100 PPC2SPLIBの導入

Googleマップがダメなら、PocketMappleはどうだろうか?
ということで、いろいろ調べてみると、WM6Stdでは素直に動かないのでいろいろ前準備が必要なようだ。

用意するものは、

  • ホーミンさんのブログからPPC2SPLIBの最新版
    アーカイブの中からaygshelm.dll、coredlm.dll、commctrm.dllをWindowsフォルダへ、RewriteLibName.exeを任意のフォルダへコピーする。
  • mfcce300.dll
    どこから持ってきたか忘れたが何とか用意する。
    一度、拡張子をexeに変えてから、RewriteLibName.exeを使いリンクしているDLLのうちaygshell.dll、coredll.dll、commctrl.dllをそれぞれaygshelm.dll、coredlm.dll、commctrm.dllに変更する。
    対象となるDLLを選んでからShiftキーもしくはSpaceキーを押して変更するようになっているが、F1100単独では難しいのでMy Mobiler経由で操作した方が良い。
    終わったら、OverWriteして、拡張子をdllに戻し、Windowsフォルダへコピーする。
  • ホーミンさんの本家からdummydll
    アーカイブの中からdoclist.dllをWindowsフォルダへコピーする。
    このDLLについてはRewriteLibName.exeを使っての変更は指示されていないが、一応変更しておいた。
    方法はmfcce300.dllと同様。

難しいことはわからないのだが、PPCバージョンのアプリが参照しているDLLのうち特定のものの動作がおかしいので、ごまかしちゃえということみたいだ。
ただし、PPCバージョンのアプリでも問題なく動くものについては変更する必要がないので、むやみやたらにやるものではない。

これでPocketMappleの導入準備が整った。
話変わってこの作業をしていて気がついたのだが、ActiveSync経由でWindowsフォルダを見ていると表示されないファイルがある。
GSFinderで見ればちゃんと表示されている。
作業する際には注意が必要みたいだ。