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2008年4月 4日

F1100 伝言メモの使用にご注意を

ドコモに聞いたことにも追記したが、伝言メモを使っている人は注意した方が良いかも。
まずは自分が試した結果を。

↓は、相手が電話を切るタイミングにより不在着信、伝言メモ、通話履歴にどのように記録が残るかを表にしたもの。
カウントがあるかどうかは、情報キャンパス詳細の新着情報プラグインでの表示。

ケース タイミング 不在着信 伝言メモ 通話履歴
1 呼出中※1 カウントあり カウントなし 不在着信履歴として記録
2 伝言メモ応答中※2 カウントなし カウントなし 着信履歴として記録
3 伝言メモ録音中※3 カウントなし カウントあり 着信履歴として記録

※1 プルルルル、プルルルル・・・のとき
※2 「ただいま電話に出ることができません・・・」のとき
※3 相手がメッセージを録音しているとき


ケース1は、特に問題ない動作。
ケース3は、できれば不在着信にもカウントして欲しいが、伝言メモがカウントされているので、まあ許容範囲。
問題なのは、ケース2。
伝言メモが応答しているので着信扱い。
伝言メモが録音されていないから伝言メモにはカウントされず。(こちらは当たり前。)
これは電話を受けて相手と話したのと同様の扱いにされてしまっている。新着情報プラグインにも何も表示されない。
一応、通話履歴には着信履歴として記録されるが、その相手と確かに話したかどうかというのを常に意識していないと気がつかないだろう。
これはビジネス用として売り出しているF1100としては致命的な問題だと思いドコモに聞いてみたが、「仕様なのであきらめれ」(意訳)とのこと。「動作の改善については今後の機種に乞うご期待」(これも意訳)とのこと。
法人で契約するときは伝言メモを使わさせずに留守番電話サービスを無料でどうぞとかやるのかな?
こんなんでいいのか、ドコモ?
セキュリティが厳しいから運用で逃げようと思ってもできないことも多いし、F1100厳しいなあ・・・

ちなみに伝言メモ関係のレジストリは、
\HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Fujitsu\TEL\Dngn
"DngnStatus"を見ていると、呼出中が1、伝言メモに切替る瞬間(着信したらかな?)が2、伝言メモ応答中が3、伝言メモ録音中が4となっている(と思う)。伝言メモを使わないときの変化は確認していない。
"NewMsgCnt"がホーム画面に表示される伝言メモの件数(だと思う)。
"RecordMsgCnt"が録音されている伝言メモの総数(だと思う)。
それ以外にも\HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Fujitsu\TEL\Dngn周辺にいろいろある。

これを見ると伝言メモはWM6Stdではなくて富士通の実装みたいなんだよなあ。
ファームアップで改善できないかな?
期待させないでおいてこそっとやってくれればOKだ。